松江大通り商店街について

松江大通り商店街は、「子どもたちの健やかな育成と、お年寄りが安心して暮らせる街づくり」を理念に、地域と共に発展してきた商店街です。江戸時代の行徳道に起源を持ち、昭和には縁日やアーケード整備、平成以降はイベントによる地域活性に力を入れてきました。

中でも象徴的なのが、毎年開催される「3りんしゃグランプリ」。地域の安全と再生を目的に始まった三輪車レースは、今では子どもたちと商店街、地域の方々が一体となる人気イベントとなっています。また、夏には子ども向けの「お仕事体験」や「ワークショップ」も行い、商店街全体で教育と交流の場を提供しています。

駅前ではない立地を活かし、温もりある個性的な店が集まる「楽しい!美味しい!駅から遠~い商店街」として、何度でも訪れたくなる地域の魅力を発信しています。

理事長ご挨拶

この度は、松江大通り商店街振興組合のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

松江大通り商店街では、「子どもたちの健やかな育成と、お年寄りが安心して暮らせる街づくり」という理念のもと、長年にわたり地域の皆さまと共に歩んでまいりました。

10年にわたり東京都のモデル事業等を活用し、歩道の拡幅による無電柱化の実現や、街路灯の新設、遊び心満載の歩道の整備などを進めてきました。

そして30年以上続く大人気イベント江戸川区長杯「3りんしゃグランプリ」をシンボルとした街づくりを掲げ、地域とともに新しい街のかたちを整えつつあります。

これらの取り組みは、単なるハード面の整備による商店街の活性化のみならず、地域全体の再生や経済の好循環を生み出す原動力とすべく取り組んでおります。

そして、「楽しい!美味しい!駅から遠~い商店街」を新たなキャッチフレーズに、駅前ではないからこその各店の温もりや個性を磨き、何度でも足を運びたくなる商店街を目指してまいります。

松江大通り商店街ならではの取り組みを、このホームページを通じて少しでも感じていただけましたら嬉しく思います。

松江大通り商店街振興組合
理事長 花島素人

松江大通り商店街の歴史

【江戸時代】
松江大通り商店街のある今井街道は旧くは行徳道と呼ばれ、正保年間の古地図にも確認をする事ができます。道幅は3.2メートルあり、当時としては大きな街道でした。(佐倉道、千葉街道とあわせて三大街道のひとつ)
またこの時代は成田山参詣や行徳塩の輸送の為の道路であったと想像出来ます。
現在、当商店街内にあるファミリーマート横の駐車場に茶屋があり、多くの人で賑わいをみせ松江大通り商店街の発祥の地と言っても過言ではありません。

【昭和前期】
昭和10年頃はお不動様の縁日があり、行徳方面から若い家族連れが大勢来て露店が一杯でした。また、今上上皇、上皇后両陛下が行徳のご料地に行かれるときに利用された街道でもありました。
今は今井街道と呼ばれ、当商店街の中心向堰橋(現在はない)の西側には『共和会』、東側には『ゑびす会』がありそれぞれ街路灯の維持や会員同士の親睦が主でありましたが、昭和30年に合併を機に『松江大通り商店会』を創り、商店街活動をはじめました。

【昭和後期】
商店街全体をアーケードで覆い、雨や雪の降る日も傘を差さずに買い物が出来るようになりました。
昭和47年からは歩行者天国(現在は休止)を実施し、盆踊りやカラオケ大会を企画し好評を得ていました。

【平成】
平成の時代になり『活気ある商店街』『皆さんの憩いの場所』を目指して様々なイベントを企画しています。
・MOS芸術祭
・松江落語会
・3りんしゃグランプリ
・MOS探偵団

【令和】
「3りんしゃグランプリ」も参加者が500人を超える一大イベントとなり、夏には新たに「商店街わくわく体験会」を開催しています。
今後とも松江大通り商店街は地域の方々と一緒に「子どもたちの健やかな育成と、お年寄りが安心して暮らせる街づくり」を目指します。

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